瀬川陣市 フォトグラファー 公式サイト

フォトライフコンシェルジュとして 写真家・講師・ライター などで活躍、フォトララ写真未来研究所代表

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恵文社一乗寺

2019/02/13

オリジナリティのある書店が静かな人気です。その中でも、京都にある恵文社は、全国にファンを持つ書店。写真関連の本ももちろんたくさん扱っています。
その恵文社を訪ねてきたレポートをお送りしましょう。

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京都の一乗寺にその本屋はあります

恵文社は、京都の一乗寺というところにあります。京都大学にほど近いところなのですが、一般に観光で京都を訪れる方が行くことはあまりない場所かもしれません。
恵文社のサイトでも、お店の行き方を載せてくれています。ここはフォトライフコンシェルジュ、写真でその行き方をご案内しましょう。

keibun-01恵文社は、電車で行く場合、叡山電鉄の一乗寺駅が最寄駅になります。京都市内の河原町などから行く場合、出町柳駅で叡山電鉄に乗り換えます。

keibun-02出町柳駅から電車に乗った場合、降りたホームの出口をすぐ右に曲がります。出口の真向かいは、自転車屋さん。

keibun-03駅の出口を右に曲がったら、このような商店街のある道をまっすぐ行きます。歩く速度にもよりますが、お店までは3-5分ほど。

keibun-04しばらく歩くと左手に恵文社が見えてきます。初めて行く方は、きっと「おっ!あったぁ!」とちょっとした感動を感じることでしょう。学生が住んでいる場所柄なのか、自転車での来店率も高いです。

keibun-05恵文社一乗寺店は、横に長いお店で、右手にはこのような入り口もあります。

本の魅力を引き出す本屋

恵文社の店内に入り、本を見ていくと、興味のある分野の本がいつも以上に興味深く感じます。それは、本の持つ個性や魅力を最大限に引き出すことのできる雰囲気が恵文社にあるからなのではないでしょうか。

恵文社の雰囲気に合わせてセレクトされた本は、その書店という器の中でとても光って見えるのです。同じ本を他の書店で見かけても素通りしてしまうかもしれないのに、ここで出会うと手にしてしまう、そして欲しくなり購入する。言い方を変えれば、衝動買いをしてしまう本屋といってもいいでしょう。

本来、本は著者と編集者が時間を作り上げた作品のようなもの。いい作品だけを集めるとそこは楽しい空間となります。恵文社を訪ねる方は、物を買うというよりその空間を楽しみに来ている方が多いのではないでしょうか。楽しみながら、そのときに気に入ったものを買っていく、そんな時間を過ごせるからわざわざ京都のお店にまで行くリピーターが絶えない、そんな流れがあるのではないかと感じました。

写真関連の本も充実しています。いまは、「kunel」などのやわらかい雰囲気のある写真雑誌が台頭していて、そのラインの本も多くある一方、アラーキーや森山大道などの"硬派系"も取り揃えてあります。日頃はあまりお目にかからないアート写真集を探しに行くにもいいでしょう。

本以外には、雑貨や文具なども売られていて、お店奥には、ギャラリーも併設されています。リピートして来ても飽きさせない店内構成には、感心させられました。
雑貨、写真、アート、これらのワードにピンと来る方ならきっと気に入る本屋さんだと思います。

もし、気になるならぜひ立ち寄ってみてください。
恵文社一乗寺店サイト

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