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フォトライフコンシェルジュとして 写真家・講師・ライター などで活躍、フォトララ写真未来研究所代表

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デジタル IT

デジカメはネットで、カメラ店で、どっちで買う?

2016/07/21

デジタル製品に限らずほとんどのものがネットショッピングで購入できる時代。その中でもデジカメはネットで買うのがいいのか、実店舗に行って買うのがいいのか、いまだに迷う方も少なくないようです。

シーズンごとに新製品が出てくるデジカメの購入方法について考えてみました。

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デジカメ購入方法は二刀流の使い分け!?

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2013年春に発売予定のキヤノンPowershot N。
Web通販のみでの販売予定だとか。新たなデジカメの販売路として先行する形になりうるか。

デジカメの買い方に決まった方法というのがあるわけではないのですが、デジカメも製品スペックと値段が短いスパンで変化していくデジタル製品の宿命を背負っているだけに他人がどのように購入しているのかというのは気になるところ。

買い方と言ってもその方法はネット購入と実店舗購入の大きく分けてたった二通り。デジカメの多くはオープンプライス設定で定価が捉えにくく値崩れもしやすい製品だけにまず気になるのが値段の動向。

値段の変動はネットを使って把握する方が圧倒的でしょう。価格比較サイトでは各ネット販売サイトが最安値の更新が繰り広げられていて、ここでネット販売での最安値の動向を知ります。とにかく安く買いたいという方は、値段に納得すれば販売サイトに移りそのまま購入と言う流れ。

市場での最安値は、これまでネット販売サイトが付けていたという常識があったものの、最近は実店舗での価格対応の動きにも変化が見られるようになりました。かつては、実店舗の店員との価格交渉で価格比較サイトでの最安値はスルーされていたものが、ある程度の値段では値引きの対象として応じてくれるところもあるようになったとか。

デジカメは基本的にはどこで買っても同じ製品が手に入るので、実機を試し触りにだけ実店舗に行き、購入は比較サイトによる最安値のネット販売サイトからという買い方をする方も少なくないはず。そんな客流れに歯止めをかけるために実店舗もネット販売サイトの価格を考慮せざるえないというのが背景かもしれません。

ただ、モノは手に入ればいいという人だけではないという側面があります。それは概して言えば「モノは人から買いたい」ということ。実店舗の強みは店員が直接が対応できるところです。特定の商品を決めてない客に対して、希望に近い品を勧めることができ関連商品も併せてチョイスしてくれるところは、ビギナーユーザーなどにはありがたい存在。顔の見える相手(店)から買うという安心感もあるので、日頃ネット利用をあまりしない層は、実店舗から購入することが多いことでしょう。

また、あまり購買意欲を持ってなかった人でも店員の接客対応によってその時に購入を決断したという場合も少なくありません。常にデジカメの新製品を買うというへピーユーザーは別として、一般的にはデジカメのような特別なモノを買うという行為は、人を通して納得して買いたいという表れと言ってもいいのでしょう。

じっくり商品について納得して購入したいという方は、実店舗に足を運ぶ手間を惜しまず実際にカメラを手にするなど時間をかけることが大事かも。どんなに他人が勧めていても自分が気に入らないカメラは結局使わず仕舞いということはよくあることです。

ここに来てデジカメの販売方法のひとつしてWeb販売のみというも形式も現れました。カメラの総合イベントのCP+2013でも展示されていたキヤノンのPowershot N。少し丸みをおびた小さめの四角のシェイプに花柄のカメラカバー、主に女性ターゲットに作られたことが一目でわかるこのデジカメは、Web直販中心での販売とのこと。この場合はユーザーターゲットが写真を楽しみ撮った写真もネットで公開するなどネットユーザーでもあるいう部分を狙ってWeb販売で展開するというところではないでしょうか。

実際にWeb販売のみで展開するのであれば、これまで実店舗で販売展開してきたものより費用を省くこともできそう。その分コスト安になるのであればユーザーにとってはありがたい限り。Powershot Nの販売方法の成功如何では、このようなネット限定販売というデジカメも今後は他のメーカーからも出てくるようになるのかもしれません。

買物する時間を省き値段も最安値を探し便利に変えるネット販売、店舗に足を運び時間をかける代わりにカメラに触れ販売員と直接話しをしながらじっくり品定めができる実店舗販売。どちらも一長一短ありますが、購入したいタイミング、そのときの商品の選択など場面に応じた使い分けをしていく時代になっていると言えます。

買い方の選択肢が増えた分だけユーザー側もそれを使いこなす技量がある程度求められているわけですから、多少のデジカメの知識や他の商品の動向などについて予備知識を持っていたほうがいいお買い物ができるのではないでしょうか。

Feb-13 2013 Up



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