瀬川陣市 フォトグラファー 公式サイト

フォトライフコンシェルジュとして 写真家・講師・ライター などで活躍、フォトララ写真未来研究所代表

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自撮棒、セルフィースティックがいまになって流行った理由

2016/07/20

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セルフィースティックで自撮りしているシーン。棒を伸ばし自分にレンズを向けて撮るスタイル。

自撮りという言葉もすっかり定着してきました。自撮りとは、カメラを自分に向けて自分の写真を撮る行為のこと。

これまでは、カメラやスマートフォンを片手にシャッターを押すスタイルが主流でした。よく公園や観光地などでこの方法で自撮りする若い人たちもよく見かけます。
この自撮りスタイルに最近ちょっとした動きが出てきました。それがセルフィースティックやセルカ棒などと呼ばれる伸縮タイプのカメラを取り付けられる棒を使って撮影するというもの。

棒の先にはカメラまたはスマホを取り付けることができるようになっています。棒を伸ばして高い位置からレンズを自分に向けてシャッターを切り、背景を入れて自分の撮影をします。シャッターを切るときは、オートタイマーを利用。また最近はWiFi対応のリモコンシャッターがついている機種もあり、これを使えば手元でシャッターを操作することもできます。

使ってみると、カメラを手持ちで自撮りするよりセルフィースティックを使った方がレンズと自分との距離が取れて、自然な写り具合に撮れます。一見すると自撮りなのか誰かに撮ってもらったものなのかわからない仕上がりにもなります。

このセルフィースティック、メディアも最近取り上げることが多くなったので見たことがあるかもしれません。
しかし、このセルフィースティック自体は最近になって発売されたものではありません。国内でも数年前から実は発売されてました。実際に筆者が購入したのは3年ほど前。そのときから既に市場にはあったわけです。それがなぜいまになって流行ってきたのでしょうか。

その原因のひとつに、来日する外国人観光客が国内で頻繁に使用していたことが挙げられます。さらに韓国がこのセルフィースティックの発祥とも言われ、韓国人タレントがメディアでこれを使って自撮りするシーンがたびたび取り上げられていることも人気に拍車をかけたようです。

発売時は、国内ではいまひとつだった反応も外国人観光客が使うところをじかに見かけるようになり、海外から発信されたメディアにも後押しされ、若い層を中心に受け入れられたという経緯なのかもしれません。

使っているのを見かけるとその姿は異様に見えますが、だんだんあちこちで目撃するようになると案外流行っていると認識してしまうもの。いまでは国内でも流行りを取り入れた人たちが使うようにもなってきました。大手カメラ店ではすでにセルフィースティックだけをまとめた販売コーナーも設けてあります。
ただ発売開始からこれだけ時間がかかって浸透してくる事象も珍しいです。

これからセルフィースティックを片手に自撮りする人たちを頻繁に国内各地でも見かけるようになるのでしょうか。今後の動向も注目です。

Nov-27 2014Up


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