花火大会
2019/02/06
夏といえば花火を思い浮かべる方は多いことでしょう。デジカメできれいな打ち上げ花火を写真に撮りたいと思うこともあるのではないでしょうか。
夏の風物詩、花火写真を2007年の隅田川花火大会の写真とともにご紹介しましょう。
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花火撮影は撮影場所が大事
花火大会の撮影は、どこから撮るかでその写真が変わってきます。例えば花火から遠い距離から撮ると、望遠レンズを使わない限り、花火を大きく写すことはできません。
どのような写真を撮りたいかによって、場所を選ぶようにするといいでしょう。
そのためには、打ち上げ場所を確認しておき、そこから撮影場所までのおおよその距離を把握しておくことが大事です。
隅田川花火は、とても歴史があり、知名度としては一番あるかもしれません。しかし、周辺はビルや高架道路などに囲まれていて、決して見やすい花火大会とは言えません。
場合によっては、この写真のようにビルの谷間から花火が見えます。都会の花火大会を表現するには、おもしろいかも。
隅田川花火の第一会場から打ちあがる花火。隅田川では、第一、第二と二箇所から打ちあがります。遠めに写す花火の写真も風情を感じさせます。距離感も表現のひとつとして利用してみるといいでしょう。
風向きにも注意しましょう
もう一点花火大会の撮影で、注意したいことがあります。それは、風向き。風が強く吹く日には注意が必要。無風でも煙がたまってしまって、花火を見る妨げになります。
花火の打ち上げ場所から風下にあたる場所にいると、花火が何発か打ちあがった後に出る煙で覆われてしまい、花火をきれいに見ることが出来ません。
風の吹く日の花火大会では、風上の場所から見学して、撮影もするといいでしょう。
花火大会全体の雰囲気を出すように写すとその地域性も伝えることができる写真となります。隅田川はやはりビルに囲まれているイメージですね。
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撮り方はマニュアルでトライ
最近のコンパクトカメラなどでは、花火撮影モードなどを搭載しているものもあります。そのモードを使ってきれいに撮れるなら、それを使いこなすのもいいでしょう。
少し本格的に撮りたいのであれば、一眼レフを使い、マニュアル撮影でトライしてみましょう。
基本的な設定は次のようなものになります。
・三脚にカメラを設置する
・撮影モードは「B」(バルブ)に設定。レリーズシャッターまたはリモコンシャッターなどをつける
・レンズはマニュアルフォーカスにして、絞りはF8あたりにする
・レンズを向けている上空に撮りたいとする花火が上がっている間、シャッターを開く
以上のような手順でまず撮影して、液晶画面でチェックしてみてください。シャッターをあまり長く開いて、たくさんの花火を写し込むと、露出オーバーとなり花火の部分が真っ白になったりしますから、液晶で確認しながら微調整してみましょう。
フォトグラファーの夏は、花火を撮らないと終わらない!?
楽しみながら、花火を撮ってみましょう。
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