武士の遺伝子が蘇る、相馬野馬追
2016/09/13
福島県南相馬市で毎年で行われる相馬野馬追。この祭の歴史は古く一千年ほど前の相馬家が始めた野馬を使った軍事訓練までさかのぼるそう。
今日まで脈々とその伝統を受け継いできた相馬野馬追。甲冑をつけて馬にまたがった武者たちを直に見ると、なぜか体の中から燃えるような感情が湧き出てきました。武士の遺伝子みたいのものがあるとするなら、それが蘇ったかもしれません。正直これほど血が騒ぐとは思ってませんでした。
スポンサーリンク
お行列で入場
終結した騎馬隊が祭場地へ繰り出すお行列。この武者たちの姿を見たときには、ぞくぞくしました
様々な背中の旗指し物も見どころ
威風堂々という言葉がまさに当てはまります
五百騎以上の武者が堂々の姿を見せます
すべての合図は法螺貝の音。これも古来から伝わっているもの。
馬が武者が疾走する甲冑競馬
甲冑競馬では、武者たちが馬の走りを競います。
疾走とはこのような走りを指すのでしょう。
後方を走る馬は砂埃の中。またそれも絵になります。
馬の蹄の音が爽快に聞こえてきそう。
スポンサーリンク
戦国絵巻の様相、神旗争奪戦
花火とともに打ち上げられた二本のご神旗。このご神旗を争奪する神旗争奪戦は本祭のクライマックス。
風向きによって落下点を想定して立ち回り、ご神旗を争奪合戦。
争奪する様はまさに戦国絵巻のよう。
風になびくそれぞれの旗も見ごたえ十分。
祭の終わった競馬場。単なる祭りではなく神事でもあります。
相馬野馬追は毎年7月23日から25日まで開催されます。
・相馬野馬追公式サイト
Jul-25 2010 Up
- 当ページのリンクには広告が含まれています