しろくまピースに会いに行く
2016/07/20
松山に用事があり行った際、帰りの便までにしばし時間が余ってしまい何気に観光地図を眺めていると少し郊外に「とべ動物園」の文字を発見。「とべ動物園」どこかで聞いたぞ、そうだしろくまピースが育ったところだ。
しろくまピース、生まれたばかりのしろくまの母親が育児放棄をしたため飼育員が人工哺育し、その様子を撮ったドキュメンタリー番組が話題に。
小さいころのピースは、動くぬいぐるみといった感じでその愛くるしさで人気者になったしろくまです。さて、そのピースは大きくなったことは聞いてましたがその後はどうしているのか、これは会いに行くチャンスとバスに飛び乗り一路目指すは、とべ動物園。
こらちらがとべ動物園の正面ゲート。
とべ動物園は、松山市駅から路線バスで約40分ほど。入場料は、大人460円、17歳までの学生は100円。
正面ゲートから道なりに少し歩くと右側にペアストリートと呼ばれる通りに入り、クマ紗アシカ舎が見えてきます。ピースの看板も見えてきてお出迎えです。初めてピースに会うものにとってはここから少しテンションが上がるはず。
1999年生まれのピースは今年(2015年)で15歳だそう。調べてみるとホッキョククマは30年ほど生きるものがあり、それに合わせるとちょうど半分で人間でいうと中年といったところでしょうか。
この日は気温が35度近くになる猛暑日。ピースはプールの中に入ってました。人間だって暑くてたまらないのに北極に暮らす動物ならなおさらでしょう。
プールの中でずっと遊んでいて頭から潜っていたりとなかなか表情がみえないのですが、ときおり気になるのかギャラリー側をちらっと流し目でチェックしてきたりも。
この後も延々とこうやってプールの中でピースは過ごしていきます。
しばらく眺めているとプールから出てきて歩き出しました。きれいな真っ白な毛並みが印象的。もう堂々としたホッキョクグマで貫録も十分といったところ。
それでもボール遊びをしているところは、小さかったころの可愛さの面影は感じられます。15歳になっても愛嬌をふりまく姿はそのままでした。
小さいお子さんを連れた家族連れも多いのですが、このピースに会いに来るのは案外大人も少なくない様子。小さいころのドキュメンタリー番組を見たファンがピースに会いにやってきているのでしょう。かくいう私もそのひとり。
そしてまたボールを押し沈めてプールにお戻りに。ほんとに暑いですからね。そのほうがいいでしょう。
とべ動物園にピースだけを見学に行くのであれば松山市駅を発着にして約3時間もあれば十分ピースの見学を楽しむことができるでしょう。
とべ動物園の開園時間は午前9時から午後5時まで。入園は午後4時半まで。年末年始と毎週月曜日が休園(祝日を除く)。
愛媛松山に行くことがあればぜひピースに一目会いに行ってみるのもお勧めです。
Jul-31 2015 Up
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