全国市町村国際文化研修所(JIAM)「伝わる広報写真」講座を開催
滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)にてフォトララ代表瀬川陣市が「伝わる広報写真」講座を担当し開催しました。
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自治体広報担当者向けへの広報写真講座
総務省の外郭団体である全国市町村国際文化研修所が主催する令和3年度の政策実務研修「自治体の広報~住民に読まれ、親しまれる広報を目指して~」の研修の一環として「伝わる広報写真」講座をフォトララの瀬川陣市が担当させてもらいました。
講座に出席する受講者は広報担当になって数年未満のキャリアの職員が中心でした。事前に講座に求める内容をアンケートでリサーチしてもらっていたのでその内容も加味して講座内容を組ませてもらいました。
講座の前半は座学として広報写真についての基礎知識や撮影テクニックなどをレクチャーしました。特に広報写真という定義づけが大事と考え、日ごろ目にしている写真との違いについても考える時間を設けました。
講座の後半は、撮影実技の時間として課題を提出しその内容を実際に撮影してもらいます。広報の現場で必ずある撮影の状況を想定して撮影しなければならない内容を課題に盛り込んでいます。
施設内の場所を店舗などに見立てて、模擬取材としての撮影課題も提出しました。受講者たちはそれぞれのイメージで工夫をこらして課題撮影に取り組まれていました。
実技後は撮影した画像をスクリーンに映写しての講評をおこないました。写真の内容の優れていたポイント、改善できるアドバイスなどをそれぞれにお伝えしました。
この講座を通して広報制作というはっきりとした撮影目的があるので一般的な撮影講座よりは明確な撮影ポイントをレクチャーできたと感じました。また積極的に質疑も交わされていて広報写真をよりよく撮影しようという熱意が感じられたのも印象に残っています。
コロナ禍でいったんストップした対面式の講座でしたが、この講座はそのコロナ禍において初めて再開された対面講座でした。1年半以上のブランクは感じましたが、ようやく少しずつ元通りの社会生活になればいいなとも感じた講座でした。
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