ゴミ取り強化したエントリー機 ニコンD60
2019/02/15
ニコンからデジタル一眼の新機種が発表されました。今回の品番は「D60」。
この「D60」の内容を速報でお伝えしましょう。
スポンサーリンク
D60は、ゴミ取りを強化したエントリー機
ニコンD60のボディ正面。フロントからは特に大きなデザインに変化はなく、シンプルな作りに感じます。
ニコンのデジタル一眼で開発が遅れていたのが、CCDのゴミ取り機能。 D300でようやく搭載されましたが、他社よりはだいぶ遅い投入。
それを挽回するように今回は、エントリーモデルにゴミ取り機能をつけたところが、このD60の大きなポイントのようです。
スイッチを入れたときに自動で稼動する、イメージセンサークリーニング機能は、ローパスフィルターを振動させて付着したゴミやホコリを払い落とします。
有効画素数は、10.2メガピクセル、ニコンDXフォーマットCCDを使用。
ニコン独自の画像処理機能「EXPEED(エクスピード)」も搭載されています。これは、D300に投入されたスペックをそのまま引き継いでいます。
世界初、エアフローコントロールシステム
初めて搭載されたエアフローコントロールシステムの「空気流制御穴」。
たいていは、ゴミ取り機能もイメージセンサークリーニング機能が付いているところにとどまるのですが、このD60には、世界初というエアフローコントロールシステムというものが搭載されています。
これは、レンズ交換時にカメラ内部に入り込んだゴミやほこりをセンサーフィルター部につきにくくする機能。
ミラー作動でミラーボックス内に発生する空気流 が原因で発生することで、ゴミがフィルターに付着すること に着目。この空気流を「空気流制御穴」で変化させ、ゴミの付着を軽減させるというもの。
イメージセンサークリーニング機能とエアフローコントロールシステムで二重のゴミ対策をしているのがこのD60の大きな特徴。
徹底して「ゴミは付けさせないぞ」という開発者の意地みたいなものが少し感じられます。
スポンサーリンク
手ブレ補正機能付きレンズとのレンズキット
D60と同時発売になる、手ブレ補正機能搭載のAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR
手ブレ補正機能は、ボディ内には、搭載されていませんが、同時に発売される手ブレ補正機能付きレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR とのレンズキットとしても発売。これで、手ブレ補正機能に重きを置くユーザーの要望にも応えるという形にしてきたようです。
手ブレ補正機能は、シャッタースピード3段相当のブレ補正効果を発揮。
このD60、これからデジイチを購入する方には、フィルターへのゴミ処理については有利な機能が搭載されているので求めやすいかもしれません。現在のゴミ取り機能の先駆者カメラメーカーは、オリンパスですが、それを追うかのごとく新しい機能を搭載してきたニコンのエントリーモデルのデジイチカメラです。
2008年2月22日発売予定。
- 当ページのリンクには広告が含まれています