高速撮影で見えないものが撮れる、カシオEX-FC100
2018/11/06
カシオのEX-FC100、このカメラの特徴はコンデジながら高速撮影ができるところ。
その速さは秒間最大30コマ。一秒に30コマ、これは完全に動画撮影のよう。だけどこれを写真として使うと日頃は撮れない瞬間も撮れるようになります。この高速撮影ができるカメラをご紹介しましょう。
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EX-FC100のボディ
一秒間に何回シャッター切ることができますか?ハイクラスのデジイチでも秒8コマ程度かそれを少し上回るくらい。手動ではもちろん数回が限度でしょう。それがコンデジで秒間30コマ撮れるのは、なかなか使えそうな一台です。
そんなEX-FC100のボディをまずはご覧ください。
EX-FC100のフロント部分。レンズ部分が大きく取られているのが特徴
液晶モニターは、2.7型。大きめのモニターは見やすい
通常撮影から高速撮影に切り替えるには、「30」と書かれたボタンを押すだけで設定完了
サイズは、幅約10センチ、高さ約5.8センチ、幅約2.2センチ
適応記録メディアは、SD、SDHC、それにSD型無線LAN内蔵メモリーカード、Eye-Fi Share SD型ワイヤレスメモリカードにも対応
その他、スペックについては EX-FC100オフィシャルサイトにてご覧ください。
高速撮影で動きを分割撮影、そして見えない瞬間が撮れる
EX-FC100の特徴である、高速撮影。動きのある被写体は、その動きを分割して捉えます。人物の動きや表情、スポーツシーンなどでコマ割り画像を撮るとその威力がよくわかります。
猫の動きを捉えた30コマのうち10コマをご覧ください。
このように動く被写体を分割して撮影できます。スポーツの動きのチェックをするにも使えます。
他の応用方法としては、人物を撮る場合、秒間最大30コマですからまばたきをしても目を閉じてから開くまでの瞬間を自動的に撮れます。その中から目がはっきり開いているものを選ぶという使い方もできます。
なにより秒間30コマの強みは、一瞬の目に見えない瞬間も撮れること。滴が水面に落ちた瞬間に出来る水玉も簡単に撮影ができます。
滴が水面に落ちた瞬間にできる水玉を秒間30コマのうちの一枚が捉えた画像。スローモーションでしか撮れなかった画像がEX-FC100では簡単に撮れます
EX-FC100の高速撮影を使うと、科学の実験での画像や瞬間を捉える撮影が簡単にできます。
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