ホタルの撮り方
2018/11/06
梅雨に入る前の風物詩といえば、ホタル(蛍)。
しかし、現在の環境ではなかなか自然の状態でホタルを見ることができる場所も少なくなりました。
それでも探せばまだホタルを鑑賞できるところはあります。ホタルのやわらかな光を写真に撮ってみました。
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ホタルは分割して撮影する
ホタルの光跡を撮るときの手法としてよく用いられるのが、同じフレームで数カット撮影してそれをひとつに合成して一枚に仕上げるというもの。
これは、ホタルの光が弱く、長時間露光で撮影しても一度では光跡がたくさん写らないこととフレーム内のどこに写るか予測がつかない被写体という理由からです。
ただ、合成した写真が本当に自然を写した写真と言えるのか、という意見もありこの撮り方を採用するかは撮り手に委ねられるところです。
今回はこの分割撮影方法で撮ってみました。
撮影データは、ISO400、F2.8、45秒露出です。手前のほうにホタルが飛んで黄色い光跡を残しているのが写ってます
これは34秒露出。右側のタテに飛んでいます
こちらは50秒露出。時間が長かった割には写りが少なかった例
そして、この三枚を合成したものがこちら↓
全体にホタルの光跡が舞っている感じに仕上がりました。ホタル写真の多くはこのように数回に分けて撮影したものを合わせて一枚にすることがあります
ホタルは5月下旬から6月中が見ごろ。近くにホタルを鑑賞できるところがあればぜひ訪ねて撮ってみてください。
ホタル撮影には、三脚、レリーズシャッターは必携です。お忘れなく!
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