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フォトライフコンシェルジュとして 写真家・講師・ライター などで活躍、フォトララ写真未来研究所代表

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大人の科学「二眼レフカメラ」で撮った写真

2016/09/13

大人の科学マガジンVol.25「二眼レフカメラ」 の記事で紹介した二眼レフカメラを使って試し撮りをしてみました。
その写真を何枚か紹介します。

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近接撮影では四隅にケラレ

この二眼レフカメラはピントの合う距離が50センチあたりから無限大までと書かれてあるので数十センチのところを目標に近接撮影をしてみました。
近くを撮る場合、ピンホールカメラの写真のような四隅にケラレが表れて写りました。

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数十センチの距離にあるセイタカアワダチソウにピントを合わせて撮影。四隅にケラレが出ました。しかし、中央部のピントはクリアに写っています

ボケは、「絞り板」の有無で変化

ボケ具合を見てみようと無限大の距離で空の雲にピント合わせ、手前に草を配置して撮影。

まあまあのボケ感といった感じでしょうか。ただ、レンズ内に「絞り板」というパーツの有無でボケ具合が変わるとのこと。この撮影では「絞り板」を入れてますが、入れない方がよりボケが生じるとのこと。

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手前の草のボケ具合を見るための試し撮りショット。「絞り板」というパーツを外すとさらにボケ具合が増すとのこと

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逆光も撮れる

夕日の逆光にレンズを向けて撮影してみました。シャッタースピードは書かれていないのですが、逆光でも露出に大きな過不足なくプリントができました。

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逆光の状況を撮影。水面の状態がはっきりわかりクリアな画像を得られました。

アナログ感が楽しい

なんといってもこの二眼レフカメラの楽しいところは、すべてにおいて"大雑把"に撮影をするところ。デジカメでは得られない偶然性がもたらす画像を撮ることができます。
アナログのフィルム写真は、時間もお金もかかりますが、その分デジタルとは違った楽しみ方もできます。

デジタルの世界に疲れた時に使ってみると気持ちのバランスが整うかもしれません。

print-04何気ないものを撮ってもデジカメとは違った風合いの写真に仕上がります。たまにはアナログのカメラで時間とお金をかけてみると忘れてものに気がつくかも!?

Nov-5 2009 Up

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