Nikon D40
2019/02/04
ニコンのエントリーモデルのD40。軽量、小型化をコンセプトに作られた、初めてデジタル一眼レフカメラを使う方には、やさしいカメラです。コンシェルジュが感じた特徴をご紹介しましょう。
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軽いことは使いやすいということ
小さいボディにシルバーのカラーもよく似合います。(画像提供:ニコン)
D40は、軽量、小型化をコンセプトに作られたニコンのデジタル一眼レフカメラの入門機です。エントリーモデルが軽量、小型化される理由のひとつは、女性ユーザーが増えてきたことにあります。
どうしても「大きく、重い」と印象のある一眼レフカメラですが、扱い方はとてもシンプルになってきました。となると、女性ビギナーなどのもうひとつの気になる点といえば、サイズ。持ち歩くのに大変じゃないものであれば喜ばれるのは明らかです。
もちろん男性ユーザーにだって、これは朗報。旅行など他にも持ち物がたくさんあるなかで一眼レフカメラを持ち歩くとなれば手荷物がひとつ増えるわけです。できるだけかさばらないものがあれば助かります。
D40の大きさはというと、約126×94×64mm、重さはボディのみで約475グラム。男の人の手の甲から中指までの長さが約17cmほどだとすると、手のひらに乗せてのもまだ4cmも余ります。手のひらにすっぽり収まる大きさです。
発売当初は小さめだったデジタル一眼レフ機D50と比べても一回り小さい大きさ。小回りの効くの一眼レフといっていいでしょう。
小さくても機能は充実
液晶画面は大きくとても見やすくなっています。(画像提供:ニコン)
D40は、小さくエントリーモデルなので性能のほうはどうなんだろうときっと思われることでしょう。内容としても悪くはないスペックです。
エントリーモデルということで、家庭向きの一眼レフということを考慮して、D50で搭載されていた「こどもスナップモード」というプログラムがそのまま継承されています。これはお子さんを撮ったときに肌の色がもっともきれいに写せるように自動で露出設定されるというプログラムモード。お子さんを撮られることが多いご家庭にはピッタリの機能。
そのほか、8種類のプログラムモードが搭載されているので、まったくカメラの知識がなくてもプログラムモードを選ぶだけで、お任せ撮影ができます。
液晶モニターもとても大きく見やすくなっています。2.5型TFTモニターを搭載しています。液晶が大きいと画像をチェックするのにとても便利。
搭載画素数は約600万画素。プリントするサイズが相当大きいものでなければ十分な画素数です。
ブラックボディは、「一眼レフカメラ」という感じがさらに増してかっこいいです。(画像提供:ニコン)
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デメリット面は
これまでは優位なポイントを見てきましたが、今度はデメリットの部分を少し見てみましょう。
メモリーカードですが、これはSDカードのみ使用可能です。これまでのデジタル一眼レフの主流では、コンパクトフラッシュなので、他のニコンの機種を使っていて、サブカメラ的にD40を使おうとすると、SDカードを用意しなければならなくなります。他のデジタル家電ではSDカードが使われることが多いので、すでにSDカードを複数持っていれば応用できます。
なお、SDHC規格対応にもなっています。
もう一点は、レンズによって使えない機能が出るものがあるということ。AF-SレンズでしかAF(オートフォーカス)が使えません。レンズ自体は取り付けて撮影はできますが、すべてマニュアル操作になります。またCPUを内蔵していないMF(マニュアル)レンズでは露出計も作動しないのでこの点には注意が必要です。
まったく初めてニコンのカメラを購入するなら、AF-Sレンズを揃えていけば問題はないですが、ほかのニコンマウントのレンズをお持ちの場合はこの組み合わせに注意して使うことが必要になります。
この二点が少しきになったデメリットな部分といえるでしょう。
D40はこんな方におススメ
これからデジタル一眼レフを買おうとしてこのページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。
このD40をコンシェルジュが勧めるのはこのような方へ
・ファミリー用にデジタル一眼レフカメラを購入したいと思っている方
・持ち歩くのにできるだけ体力的に負担にならない一眼レフカメラを探している方
・購入予算をできるたけ抑えたい方
・ニコン機種で一眼レフ撮影を始めてみたい方
いかがでしょうかD40、ぜひ参考にしていただければと思います。
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