屋台の食べ物を撮る
2019/02/04
お祭りなどに軒を連ねる屋台。いろんな食べ物屋さんがありますが、その場で食べてしまうものとお土産として持ち帰るものがあります。
その土地ではちょっとした有名な名物屋台の味も少なくありません。そんな味の思い出を写真として残すときに撮影するポイントを屋台で買った人形焼を例にまとめてみました。思い出の味を記録する撮り方としてご参考にしていただければと思います。
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パッケージから押えておこう
老舗の屋台だと昔ながらの袋などをいまだに使っているので、ぜひそれも撮っておきたいですね。
古くから続けている老舗の屋台などでは、昔ながらのデザインやロゴを使った袋などをいまだに使用しているところも少なくないです。まずはそんな買ってきた状態から撮影しておましょう。どんな袋などにいれてくれたかなどは時間が経つほど記録して貴重なものにもなります。
全体がわかるように立体的な方向とパッケージなどを平面に撮るなどいくつかの方向から撮っておけばベストです。
袋の中身を撮っておこう
袋やパッケージに入っているものなら、その箱を開けた状態でも撮っておくといいですね。
袋などに入っていた状態も取り出す前に一枚撮っておくといいでしょう。袋などの中を撮るときは暗いのでフラッシュを使うと撮りやすくなります。
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お皿にならべて全体を
お皿にならべて撮るだけで、見栄えがワンランクアップして写ります。面倒でも一度お皿に移して撮ってみては。
袋などパッケージから取り出したなら、今度はお皿などにならべて撮ってみましょう。小さいものならいくつかをならべると見栄えがよくなります。お好み焼きなど一品ものならそれ自体、全体を写しておくといいですね。
きれいに見える撮り方としては、直接フラッシュは当てずに、できるだけ室内光で撮るようにするといいでしょう。色合いがうまくでないときは、ホワイトバランスで調整してみましょう。
中味がわかるように
中味がどのようになっているか割って撮ってみましょう。おいしく見えるにはどうしたらいいか少し考えながら撮ると撮りやすくなりますよ。
そして、最後食べる前にその食べ物の中味を割るなりして、見えるようにして撮っておきます。サンプルの人形焼では、あんこの状態を撮っています。見た人が「あ~おいしそう」と感じるように撮れることを目指してみるといいかもしれません。
食べ物によっては割り方によっておいしく見えたりするので、崩す前にどのように割るかも少し考えてみるといいでしょう。ちょっとしたフードコーディネーターになりきってどうしたらおいしそうにきれいに見えるかを考えて撮ることがこのときにいい写真が撮れるヒントです。
ここで紹介したすべての手順で撮る必要はありません。必要な箇所だけでも参考にしていただければと思います。たくさん撮りためると自分だけの「屋台の味コレクション集」が出来上がります。それをサイトやブログにアップしても楽しいですね。いろいろ応用してみてくださいね。
著書のご紹介
『狙いどおりの写真を確実に撮る プロ直伝のデジカメワザ』では写真を撮ることの組み立て方を様々な観点から理論立てて解説しています。使える写真を撮らないといけないんだという使命を持って撮影することがある方にはぜひ読んでもらいたい本です。
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