久しぶりの香港
2016/07/21
久しぶりに香港を訪ねることができました。以前訪問したのは、確か5年ほど前。都市の顔は5年もすれば変貌するもの。新たに見る香港はどのようになっているか楽しみにしながら、しばらくぶりに目にする香港を気の向くままスナップ撮影してみました。
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自然と古きを求めてしまう香港かな
私のこれまでの香港体験からのイメージといえば狭くどこか小汚く猥雑としていて蒸し暑いところ。まずはこのイメージを追い求めて見つけたのがこの一枚。しかし、ここももうすでにかつての香港の街角になりつつあるようです。
場所が変わると、まだ新たな高層ビルが建築中。狭い土地ながらここには熱い息吹が渦巻いているのが感じるところ。香港の空にはパワーを持った龍が舞っているのです。
路地裏に張り巡らされる広告からも熱い視線で見つめられます。日本の広告写真ではここまで視線を感じるものは少ないかもしれない。
そんな狭い香港の中にホッと息抜きができる公園も。しかし、背景にはやはり高層ビル。香港という土地柄を表す場所でもあります。
ビルの合間をぬってぬって突き進む。しかし、行けどもビルの群れ。
朝日だってビルの反射光でようやく浴びることができる人たちもいるわけです。ここはお金が物言う土地ですよ。
土地の狭い香港では、建物は上へ上へと伸びていきます。それはパスも同じ。二階建てバスが主流。その二階からの眺めはなかなかの絶景。バスに乗るなら二階がおススメ。
香港はビルしかないように書いてきましたが、裏手にまわれば静かな海も堪能できます。赤柱と書くスタンレーは、欧風リゾート地。街の喧騒から逃げたいときにはここへゴー!
香港にきたら一度は食べたいのは、飲茶。香港の本場の食べ物のひとつ。お茶とともにいっぷくいっぷく・・・
たった5年の間にも街の中は変化しているものの、いつまでも変わらないものもあります。そのひとつがスターフェリー。九龍と香港島を結ぶ庶民の足でもあり、手軽な香港クルーズです。スターフェリーが運航しているのを見て、懐かしくそしてなぜか安堵感も感じました。
初めて香港を訪ねたのは30年前。中学生のときに連れてきてもらったのが最初。それから何度も香港には来ましたが、最初に来た時以来尋ねたのが、お馴染み海上レストランのJUMBO。いまだに存在していたことにも少なからず驚きましたが、そのきらびやかさには改めて感動してしまいました。
香港といえば夜景で有名。100万ドルの夜景とは、香港の代名詞のようなもの。確かに30年前に見た時の夜景は、ギラギラ眩しく輝いていた記憶があります。しかし、昨今の香港の夜景はかつてほどの勢いがないと感じるのは私だけでしょうか。
それでも香港の夜景はいまだ健在。わざわざヴィクトリアピークに上らなくても、スターフェリーからの眺めのほうがきれいだと思いました。香港に行かれたら見比べてみてください。
Dec-06 2011 Up