いまの名古屋城は見納め!? 名古屋城が木造に新築!?
日本の名城のひとつ名古屋城天守。金のしゃちほこでも有名な城郭。天守内部を見学していきます。
名古屋城の解説を書いたレリーフ。最初は国宝だったものの大戦時に空襲による天守などが消失。その後再建されて現在に至ります。
現在の名古屋城は鉄筋コンクリート製。エレベーターもあり上り下りには便利な内部構造です。鉄筋造りなので建築当時をしのぶ雰囲気はほとんどありません。
名古屋城天守から望む名古屋市内。テレビ塔が遠くに見えます。
建築当時の石垣を運搬する人形を使ったディスプレイ。自動車のない時代の運搬は想像を絶する苦労があったことがうかがえます。
最近ファンも多い日本刀の展示もあります。名古屋城内部の展示物はフラッシュ撮影をしなければ撮影が可能です。
名古屋城のトレードマークともなっている金のしゃちほこも展示。こちらはまたがって記念撮影ができるレリーフ。
そしてこちらは、ひと世代前に天守に飾られていたしゃちほこ。近くで見ると案外小さいという印象。
そんな名古屋城天守に行った日の中日新聞の夕刊に驚く記事を見つけました。なんと現在の鉄筋製の名古屋城を木造の新築に建て替えるとのこと。このため現在の名古屋城に入れるのは、2018年5月6日まで。その後は、木造建築完成予定の2022年末まで天守には入れないと記事には書かれてあります。
現在名古屋城は本丸御殿などの復元工事が進んでいて、最後に天守の復元に取り掛かる予定のようです。
名古屋城は、大戦時まで現存天守があり明治時代より消失するときまで多くの写真資料も残されています。そのため細部にいたるところまで復元することが可能なるとのこと。ぜひとも当時の天守内部と同じ姿の天守を再現してもらいたいものです。
鉄筋コンクリートの名古屋城もいまが見納め時です。後の復元天守と比較することもできるので、見れるときに見ておくのがおすすめです。
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