港区白金の下町をゆく 2008年1月
2019/02/14
東京都港区白金、この住所を聞いて、すぐに思いつくワードはなんですか。
多くの方は「シロガネーゼ」ではないでしょうか。確かに、白金界隈にそびえ立つ高級マンションにお住まいのシロガネーゼも闊歩しています。
しかし、そんな高級住宅地のイメージがある白金にも昭和の街並みがそのまま残る地域があります。
今月の旅シリーズは、そんな白金の下町界隈を歩いてみました。
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そこは港区白金5丁目
白金の"下町"地区は、渋谷区と港区の堺目、白金5丁目6丁目界隈。北里大学の前通りというとわかりやすいかもしれません。道をはんさでのこの一帯は昔からの商店街がそのまま残っています。
そんな"下町"界隈を写真でご紹介していきましょう。
首都高目黒線を越えて港区に入った白金5,6丁目界隈が"下町"地区。でもしっかり港区です。
「いらっしゃませ」と出迎えてくれる招き猫もどこか昭和の香りがしてきます。
途中、壁についていた古い住所札を見つけました。もう何年くらい前のものでしょうか。でも、いまでもしっかり役目を果たしています。
路地には「国威宣揚」と書かれてある支柱跡を見つけました。「昭和十二年十一月建立」と書かれてある戦中の名残のものですが、こんな歴史をふと垣間見られるものもこの町には残っています。時代の重みを感じました。
新旧交差するところ
この昔ながらの商店街のすぐ後方には、新しい高層マンションがそびえ立ち、遠くには恵比寿ガーデンプレイスのビルも眺めることができます。新旧が交差する風景がここにはありました。
商店街の後方にはマンションが建ちます。まわりの風景を見るとやはりここは都心の一等地であることに気がつきます。
クリーニング店のすぐ後のマンションとの新旧のコントラストがこの地区の象徴的風景といっていいでしょう。
すっぽりタイムスリップをしたかのようなこの界隈。どこか落ち着き、すぐに気に入りました。ただ、この地域がこのままの風景でいつまで見られるか、そんな心配も勝手にしてしまうのでした。
白金のレストランで豪華なランチもいいですが、庶民派のもうひとつの顔の白金も同時にカメラを持って歩いてみてはいかがでしょうか。深みのある被写体が見つかるかもしれませんね。
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