機内誌、読んでますか?
2019/02/04
ANA、JALなど旅客機内に設置されている機内誌。この機内誌なかなかおもしろいのです。瀬川にとって国内線に乗る楽しみのひとつがこの機内誌を読むこと。写真が豊富に使われたいい雑誌があるのですから、飛行機に乗ったときは読んでみませんか?
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ANAとJAL、イメージの違いが機内誌にも
ANAの『翼の王国』、JALの『SKY WARD』のタイトル。両誌の作りには微妙に違いが感じられます。
ANAの機内誌は『翼の王国』、JALは『SKY WARD』。両誌とも毎月発行される月刊誌です。
この両機内誌の内容は、両社のイメージに合致するような気がします。あくまで瀬川が感じるところですが。
JALは、「お堅い」イメージがあるのですが、『SKY WARD』も全体的にきちんとまとまった感じがする記事で構成されています。決して羽目は外さないといったところでしょうか。静かに落ち着いて読める雑誌といった印象。
それとは対照的にANAにはどこか自由さが感じられ、誌面にもそれが表れています。記事内の写真のトリミングもかなり大胆にインパクトを与えるものになっていたり、企画もエキセントリックなものもたまにあり次はなにが出るかという期待感を持って読める内容。
普通の雑誌なら読者ターゲットを決めて作れるのも、機内誌では読者は「旅客」というすべてを含んだターゲットだけに、読み手の層をどこかひとつに絞るのは難しいでしょう。そうなると、やはりその会社のイメージが色濃く誌面の内容にも表れるのでしょう。両誌を見比べるのもなかなか楽しいものです。
機内誌には写真が豊富
航空会社の機内誌という性格上、必ず紀行記事、各地の名産紹介などは毎号複数掲載されます。ここで物言うのが、写真です。両誌とも写真をふんだんに使い、記事を読み込まなくてもタイトル、リード文と写真だけをパラパラと流し読むだけで楽しめる構成になっています。
旅の途中に読む雑誌ですから、旅行が楽しくなる、またはいつか行ってみたいと思わせることがこの機内誌の目的でもあるわけです。それだけにバラエティに富んだ明るい印象の写真が多く掲載されています。
そこで使われている写真は、旅の写真の撮り方の参考にもなるので写真を撮られる方は、そういった目でこの機内誌を読むのもいいのでは。
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ご自由にお持ち帰りください
機内誌は、持ち帰ってもいいことをご存知でしたか?両誌とも表紙に「ご自由にお持ち帰りください」と書かれています。せっかく搭乗したときには、お気に入りの記事などあれば持ち帰るのもいいでしょう。
瀬川は乗ったときには、必ず一冊はいただいていきます。情報誌としても活用できるので、最新号があるとなにかと便利です。
お気に入りの記事や写真などがあった場合は、遠慮せずに持ち帰っていいです。持ち帰った座席については、清掃のときに機内誌は補充されます。
また有料で、毎月定期購読もできます。それぞれ申し込み方法は誌面に書かれているので、も毎号欠かさず読みたい方には便利なサービスです。その他なかなか手に入りにくい雑誌は定期購読しておくのが便利です。
両誌とも国内線用と国際線用の2パターンが毎号出されます。国際線用は、国内線用につくられた誌面にブラスして英文の記事か新たにプラスされたもの。なので国際線用のものはページ数も多くなります。国内線の航路でも数はすくないですが、国際線用の機内誌を備えてあることがあるので、客室乗務員にたずねてみてもいいですね。
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