紅葉を撮る
2019/02/06
街の木々が色づく季節になってくると、どこか物寂しくも感じますが、冬が到来する前に秋の最後のイベントでもある紅葉の季節を楽しみましょう。
紅葉も多くの方が写真に撮る絶好の被写体。いろんなアプローチ方法がありますが、基本的なものをご紹介することにしましょう。
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紅葉の色は露出補正でコントロール
紅葉を撮るときの一番のポイントは葉の色。色合いの調整は露出補正を使って行うと微調整ができます。
紅葉を撮るときのポイントはなんといっても色づいた葉をいかにきれいに写すかということ。
なかなか思うような色に撮れない場合もあるかもしれません。でもそんなときに葉の色合いをコントロールするのに便利なのが露出補正という機能。
コンパクトカメラをはじめ、現行のデジタルカメラにはほぼ搭載されています。
フォトライフコンシェルジュでも「露出補正のはじめの一歩」 という記事でまとめてあります。初めての方はこちらも併せてお読みいただければと思います。
紅葉の赤い色ならば、マイナスに露出補正をかけることで赤みの色が増して写ります。
銀杏の黄色には、反対にプラスに補正をかけ明るく撮ったほうが見映えがよくなります。
光に透かしてみるのもおすすめ
逆光も使い方では、葉を透かして撮ることに応用ができます。
太陽の光が撮影者の背後から被写体に当たっているものを巡光といいます。その反対を逆光と呼びます。
逆光という言葉多くの方は知っているのではないかと思います。逆光では、写真はきれいに撮れないと思われがちですが、それも使い方次第。
紅葉の葉などを太陽の光に透かして撮ってみるという手もあります。このときは逆光で撮るのですが、直射光線がレンズにはいらないようにポジションを取ることで、葉だけに光を透かして撮ることができます。
微妙な位置取りによって写り方が変わります。太陽光を直接見ないように気をつけて撮影してください。
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彩りを探して
それぞれ色が違う彩りのある葉もとてもきれいです。
木の種類によっては、色づき方によって色合いが変わり、とてもカラフルなものもあります。バラエティに富んだ色を探して撮ると、撮影した写真全体を見たときにメリハリの効いた写真が揃います。
落ち葉も見逃せない
落ち葉もとてもいい被写体です。見逃さないようしたいものです。
紅葉はなにも木になっている葉だけが対象ではありません。すでに地面に落ちている落ち葉も見逃せないポイントなのです。
落ち葉がどのような様相になっているかで、撮影するかどうかを決めればよいでしょう。一面に色づいた葉が敷き詰められたシーンはなかなか素敵です。
紅葉のシーズンは始まったと思ったらすぐに終わってしまいます。地域の紅葉の時期をチェックして撮影に出かけるようにするといいですね。
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