横浜中華街"春節"をゆく 2008年2月
2019/02/15
旧正月を祝う国は、中華圏を中心に少なくありません。横浜中華街でも、旧暦に合わせて春節のお祝いイベントを毎年行っています。
2008年2月の「ゆくシリーズ」は横浜中華街の春節を撮影してきました。
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春節の中華街
2008年の旧正月は、2月7日。6日の深夜からはカウントダウンイベントも行われます。そして、なんといっても見物は、旧正月に練り歩く獅子舞でしょう。
横浜中華街の春節の風景をご覧下さい。
インフォメーションセンターに飾られた、獅子舞と春節のディスプレー。独特の派手な色使いが異国のお正月を感じさせてくれます。
中華街の路地には、提灯が飾れてお正月色を演出。この日は、平日にもかかわらず観光客が多く訪れています。
獅子舞が街を練り歩く
この日の午後4時からは、獅子舞が中華街の各店舗を練り歩き、採青とよばれるご祝儀を受け取り、新年の挨拶と商売繁盛を願います。
日本の獅子舞とは大きく異なる、中華圏の獅子舞。観光客も多く見学をしていました。
お店の二階から竿をぶら下げた採青(ご祝儀袋)を口でくわえて受け取る獅子舞。獅子舞は、すぐには受け取らず、激しく練り動く様が見物。
獅子舞は、ひとつではなくいくつかで中華街を回ります。メインストリートを回るとご覧のような人だかりになります。
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ドラと爆竹が爆裂
日本の獅子舞だと、笛と太鼓で踊りますが、こちらは銅鑼(ドラ)と爆竹です。リズミカルな太鼓に合わせて、銅鑼がシャンシャンと鳴り、獅子舞の動きの合わせて、爆竹が破裂します。
日本にはない激しい音と動きで祝う中華圏のお正月は、一度体験するときっと病みつきになるほど、体に刻まれます。
獅子舞が踊るリズムを刻む、銅鑼と太鼓。若い中高生世代の華僑が中心となってこの獅子舞を演じます。
獅子舞が採青を受け取るタイミングを見計らって、爆竹に火が付けられます。
爆竹は飛び散らないよう、籠の中に入れられて点火されます。しかし、近くにいると耳をふさがないと耐えられないほどの大きな音です。
獅子舞の動きを動感で
獅子舞の激しい動きは、一瞬を写し撮ったのではなかなか伝わりません。ここは、シャッタースピードを遅くしての動感撮影をしてみたいところです。
獅子舞が各店舗に入る瞬間。見ている者、演じている者皆がボルテージが上がる瞬間でもあります。
獅子舞は上下左右、そして回ってと激しい動きで舞います。演じるのも10代の若い人たちが中心。
獅子舞を近くで見ていると、今年一年の安泰と商売繁盛がこれでかなえられる様な気がしてくる新年の伝統行事です。
・横浜中華街 春節公式サイト
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