福井城を撮る
2016/07/25
福井城は、初代福井藩主、結城秀康が建てた城。現在は石垣と堀が現存しています。
かつては坂本龍馬も訪れたことがある福井城を撮ってみました。
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福井藩68万石の城下町
福井城は、慶長5年(1601)に越前に入国した結城秀康が6年かけ4層5階の天守を持つ城として建てたもの。天守閣は寛文9年(1669)の大火で消失。その後再建されることはなく現在に至っています。
16代藩主、松平春嶽の代のときには、坂本龍馬が勝海舟の命により春嶽に謁見しにも訪れている場所です。龍馬ファンにとっては一度は訪ねておきたいゆかりの地とも言えます。
福井城内堀。福井市の中心部に位置する福井城のお堀は市のシンボル的存在。
城内の入り口となる御本城橋。龍馬もここを渡って入城したのでしょうか。
城内にある結城秀康像。かなりデフォルメされた銅像。
天守閣跡と福井の井を示す碑。天守閣跡地は、石垣を登ったところに位置します。
福の井と呼ばれる井戸。この井戸から越前を"福井"と名付けられたのだとか。井戸の中からはひんやりとした空気が流れてました。
昭和23年の福井大地震の際に崩れた石垣をそのまま保存。M7.1と言われた当時の災害の大きさを知ることができます。
天守閣の姿を示す立て看板。4層5階の立派な天守閣、一度見てみたいものです。
これまでは避けて撮ってましたが、実は城内の中央部にレンズを向けるとこんな残念な風景に。やはり歴史のある城内は公園などにすべき場所ではないかなと考えさせられるところでもあるのがここ福井城です。
Oct-14 2010 Up