瀬川陣市 フォトグラファー 公式サイト

フォトライフコンシェルジュとして 写真家・講師・ライター などで活躍、フォトララ写真未来研究所代表

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カルメ焼きの作り方を撮る

2016/09/06

カルメ焼き、ときにはカルメラと呼ばれることもあります。このワードを聞いて、懐かしいと思う世代、初めて知る世代いろいろあることでしょう。

縁日でカルメ焼きの屋台を見かけました。その作り方をじっと見ていたのですが、単純ながらこれがとても惹きつけられるものでした。

そこで思い切って、お店のご主人に撮影してウェブに掲載していいですかと尋ねると、「かるめやきのことを悪く書かなければいいよ」と気前好くご快諾いただきました。もちろん悪くなんて書きませんとも。その作る姿に感動してのお願いなのですから。

では、その出来上がりまでをご覧下さいませ。

屋号は「かるめやき」

都内某所の縁日で、「かるめやき」と書かれた屋台を見つけました。

その名のとおり、かるめやきを作って売っているところ。ひとつひとつ作って袋に詰めて売られているのですが、その作るシーンに多くのひとが足を止めて見入っていました。

ある世代は、とても懐かしく、また別の世代は、学校の理科の実習でやったことを思い出しながらと様々な思いを持ってその出来上がるまでを見ています。ただ、見ているのではなく、なぜかみんなどこか微笑んでいるような感じ。

とっても単純な作り方なのですが、その素朴な作られ方にどこかホッとするものがあるのです。

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屋号は特に付いてなく、そのまま「かるめやき」とだけ。紺色に白字で書かれているのが目印とご主人に教えられました。作っていることこのような見学の人だかりが出来ます。

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作るときに必要な道具一式。これらの道具でかるめ焼きは作られていきます。ちなみにお値段は、2つで500円也。

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出来上がったものは、このように袋詰めされて売られています。タイミングがいいと出来立てを買えることも。

ざらめで作られています

こちらのかめる焼きは、ざらめから作られているそうです。ざらめと聞いて思い出すのは、カステラの底に付いている大きな砂糖。そんな程度しか、自分には知識はありませんが、このざらめからどのようにパンのようなかるめ焼きができるのか、その製作過程をご覧下さい。

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ざらめに水を入れ煮立てて、蜜を取ります。この蜜が原料となります。

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蜜が出来たら、特製のお玉に蜜を入れ、火にかけて煮立てます。

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煮立ってきたら、棒でかき混ぜます。

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重曹を溶いたものを少しだけ入れます。ここが大きなポイントのようです。

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そして、重曹を入れてさらにかき混ぜます。ここでかるめ焼きの色に変化してきます。

見る見るうちに「かるめ焼き」に

ここまで出来たら、お玉を火から外し、お玉の底を少しだけ水で冷やし鍋置きのようなものにお玉を置きます。すると、見る見るうちに膨らんで「かるめ焼き」が出来上がります。
見ていて一番ボールテージが上がるのがここのシーン。ギャラリーの誰もが「おおっ!」と唸り感動する瞬間です。

その瞬間を連写で撮影しましたので、一挙にご覧下さい。

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お玉を置いて、ここまで膨らむまでわずか数秒。あっという間にかるめ焼きが出来上がります。

出来上がった、かるめ焼き、どこ懐かしくありきたりな言葉ですが、素朴な味がしました。

こんな簡単にできるのにあまり見ることは少なくなっているのは少し残念。身勝手な言い方かもしれませんが、このような屋台で売られる昔の味はなくならないでほしいと思います。
探せばどこかで食べられる懐かしい味、それって心のより所と言えるものに近いものかもしれません。

みなさんもこの「かるめやき」の屋台の幕を見かけたら一度覗いて、ぜひ食べてみてください。きっとそれぞれの"あの日"に戻れることでしょう。

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