日本が誇れるモノ10景
2016/07/20
2013年に入り、日本を取り巻く経済面、国際社会面などで大きく変化してくる兆しがより高くなっているように感じられます。ただどんなに周辺が変化していってもこれまで培ってきた日本(人)らしさは忘れることなく引き継ぎたいものです。また、日本の持つ良さを再認識することで失われたと言われる自信を取り戻せることにもつながるのではないでしょうか。
今回は、これまで撮影してきた写真の中から「日本が誇れるモノ」というテーマで10景をピックアップしてみました。私たち日本人の将来を見据えながらいまある誇りとはなにかを少し考えてみました。
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地域でつながる祭りごと
日本は狭いようで地域ごとに見ていくとその幅広さに驚きます。地域ごとに行われる祭りごとひとつを見てもそれぞれが独自の成り立ち由来を持ちます。その地域に住む人たちは祭事で結びつけられているとも言えるでしょう。地域活性の方法のひとつとして祭りを盛り上げているところは少なくないようです。
質の高い地域特産品
四季の富んだ日本では各地域ごとの特産品の数が膨大にあります。しかもその品質の向上に取り組んでいるのでそれぞれが質の高さは誇れるモノがあります。写真は越前ガニですが、本物を区別するためにオフィシャルのタグをつけています。
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世界の変化に対応できる日本企業
価値感の急速な変化はグローバル的な流れですが、そのうねりを上手く見極めて世界に進出している日本企業も少なくありません。古い価値観だけに縛られがちな企業体質から脱却し、スピード感のある判断のできる若い経営者も日本人の中から出始めています。
ゆるキャラなど曖昧さを愛する美意識
欧米人は大人になるにつれ子供っぽさからは脱却するのに対し、日本人の美意識の中には可愛さがいつまでも支持される傾向にあります。ゆるキャラが愛されているのもそのひとつの表れ。白黒はっきりさせず曖昧さをよしとする国民性からきているのかも。世界的ヒットとなったキティちゃんはこの分野の出世頭。
狭い空間の活用
日本家屋は欧米からウサギ小屋などと揶揄されてきましたが、昔から狭い空間を活かして生活をすることはピカイチの腕を持っているのが日本人です。盆栽も身近に楽しむ園芸として昔から親しまれてきたもの。またバラエティに富んだお弁当もそのひとつ。小さなお弁当の中にフルコースに近いレパートリーを詰め込めるのも実はすごいこと。
手先の器用さ
私たち日本人の手先の器用さは海外に出てみるとよくわかります。我々が当たり前に折る折り紙の鶴も外国人から見ると手先の細かい技に見えるようです。いろんな店先で紙一枚からきれいに包装し、ヒモ一本から手提げになるように結わえる様などはマジックを見ているように映っているのかも。私たちの手先の器用さは誇れます。
受け継がれる職人技
数は少なくなったとはいえ、受け継がれている職人技は日本の文化を引き継いでいるもの。それぞれの技のきわみにたどりつくまでは何世代もの人たちの経験を通して現代に至っている、そのことに思いを巡らしてみると単純そうに見える技にも奥深さが見えてきます。
驚異の定時運行
「お待たせしました」という言葉が相手に対する慣用句になっているように、時間を守ることは美徳ともされています。特に日本の鉄道などの定時運行は世界的に見ても驚異の職人技。律義な国民性を象徴しているかのようです。
美しい礼儀所作
時には過度すぎると言われるが礼儀正しさやその所作は美しいもの。ただ最近は価値観の多様化でその礼儀所作を持つ人たちも薄れつつあるとは言われるものの、まだまだサービス業などをはじめ社会の中で健在。
新旧混在する街並み
耐震基準などが理由で古い建物が壊されることが多くなるのは気がかりですが、それでも古い建物、街並みを残そうとすると動きをする方たちは少なくありません。東京駅のリニューアルもかつての駅舎を復元させました。その一方東京スカイツリーなどまったく新しい建造物も次々に出てています。新旧混在する街並みは今の日本を象徴する誇れるもののひとつではないでしょうか。
Jan-15 2013 Up
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