瀬川陣市 フォトグラファー 公式サイト

フォトライフコンシェルジュとして 写真家・講師・ライター などで活躍、フォトララ写真未来研究所代表

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柴又 帝釈天参道をゆく 2007年2月

2019/02/04

東京、柴又といえば寅さんをすぐに思い出す人も多いことでしょう。
寅さんの映画を見慣れている方にとっては、馴染み深い場所。2月の好天の日にぶらり参道をめぐってきました・・・

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駅では寅さんがお出迎え

shiba-01京成柴又駅前では、寅さんがお出迎え。といってもこれから出かける風情ですが。

柴又への行き方は、上野から京成線で高砂まで行き、金町行きに乗り換えて一つ目の駅が柴又です。この柴又駅も映画の中では何度となく出てくる舞台。駅に着いたら構内をじっくり見てみるのもいいかもしれません。

そして、駅を出ると駅前には、寅さんの銅像がお出迎えです。ようこそといった雰囲気ではなく、一度戻った柴又でひともんちゃくあってから、故郷柴又を後にまた旅に出るそんな感じでたたずんでいます。

もうこの駅前から柴又の雰囲気が楽しめます。

shiba-02山田洋次監督の書による男はつらいよの碑。この名文句は誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

駅から、参道に向かって少し歩けば、片隅には、男はつらいよの碑があります。山田洋次監督が書いた寅さんの自己紹介の名セリフ。「私 生まれも育ちも葛飾柴又・・」あの寅さんの声が脳裏によみがえってきます。ここで完全に頭の中を寅さんワールドに切り替えるのもいいですね。

shiba-03帝釈天参道の入り口にかかるアーチ。映画の参道を歩シーンでは欠かせない場所です。

柴又帝釈天参道にかかるアーチもこの地を飾るのに一役買っている名脇役です。映画の中でも参道をあるシーンでは幾度となく使われた場所。だんだん寅さんの世界に引き込まれ気分も高揚してきます。

柴又で食べる

shiba-04柴又でまず腹ごしらえするなら、天丼がおススメ。老舗のお店が軒を連ねています。

帝釈天参道での楽しみのひとつは食べ歩き。昔からある老舗の味がいくつもあります。江戸川堤防が近いところから川魚料理や堤防で取れるヨモギを使った草団子などはこの地の名物。ただ、川魚もヨモギも今は江戸川産ではないらしいですけど。

気軽にランチなどでしたら、天丼はいかがでしょう。天ぷらの大和家さんの天丼はこの参道では有名。揚げたての天丼をここでは食べることができます。

shiba-05柴又といえば、やはり草団子。お土産にもいいですね。

そしてなんといってもこの地に来たら食べたいのは、草団子。いくつかお店もありますが、一番有名どころといえば、高木屋老舗の草団子。甘みをおさえた粒あんが美味。店内でゆっくりお茶を飲みながら食べることができます。もちろんお土産用もあるので、帰りに買っていくのもいいでしょう。

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帝釈天は彫刻寺

shiba-06参道の突き当たりには、帝釈天があります。お参りがてらたずねてみましょう。

寅さんも心のよりどころとしているのがこの帝釈天。正確には、帝釈天題経寺といいます。

このお寺別名「彫刻寺」と呼ばれているほど、寺の周りに施した彫刻は立派です。有料ですが、彫刻ギャラリーとして参観できます。詳しくは、帝釈天の公式ページで。

shiba-07上の碑にも書かれてある「帝釈天で産湯をつかい」とは、ここの御神水から使ったこととしているのでしょう。

ここの御神水は勢いよく溢れ出しています。豊富な水ってどこか気持ちを落ち着かせてくれるというか、安心感みたいなものを感じます。日ごろの「汚れ」を清めておくのもいいですね。

shiba-08時間があるなら、帝釈天裏にある江戸川堤防も訪ねてみてはいかがでしょうか。

帝釈天の裏手には江戸川が流れています。この堤防も寅さんのシーンではお馴染み。河川敷は野球場や公園になっていてぶらりと立ち寄って散歩してみるのもいいものです。ぜひ帝釈天参道とあわせてたずねてみてください。

今回は、帝釈天参道にスポットを当てましたが、この周辺には寅さん記念館や山本亭など観光スポットもたくさんあります。柴又案内サイトなども参考にして柴又周辺の食べ歩き、撮り歩きをしてみてはいかがでしょうか。

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