三社祭へゆく 2008年5月
2019/02/19
2008年の東京・三社祭は、5月16日から18日まで開催されました。しかし、2008年の三社祭はこれまでとは少し趣が異なりました。
2008年5月の旅シリーズは、写真で今年の三社祭を振り返ってみましょう。
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今年の朝は静かな立ち上がり
三社祭の最終日は例年、本社神輿の「宮出し」が行われ、早朝から担ぎ手の殺気立った異様な雰囲気に包まれます。
しかし、今年は例外。前年に禁止されていた神輿に乗る行為があったため、今年度の宮出しは中止となりました。
そんな理由で今年の最終日は静かな立ち上がりの三社祭となりました。
例年なら見物客で溢れる仲見世通りも今年の朝は、閑散としていました。
今年は出されない3基の本社神輿。お披露目はされていてそれをどこか寂しげに眺める担ぎ手が印象的でした。
一の宮から三の宮までの3基の本社神輿。
町内神輿が盛り上がる
宮出しはされないものの、町内神輿は例年通り浅草の町を練り歩きます。
各町内の神輿の準備が朝から始まります。
女性の担ぎ手も活躍します。
神輿の準備も代々引き継がれていきます。
各家々では、玄関先に提灯を飾ります。朝に改めて飾りつけるシーンに出くわしました。
各町内では本拠地を作りそこに神輿を待機させます。
浅草の町には半被姿の担ぎ手が徐々に増えてきます。
担ぎ手は草履履き。慣れた手つきで草履を履く人たちも多く見受けました。
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神輿が練り歩く
宮出しがなくても町内神輿が練り歩く浅草は多くの担ぎ手と見物客で盛り上がりました。
三社が来ると夏、といわれる通り、夏日の浅草風景です。
浅草のいたるところでは、この日お囃子が聞こえてきます。
鮮やかな半被を見ているだけでも楽しくなります。
拍手を打って盛り上げます。
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