東京ドーム、バックネット裏から撮る
2019/02/05
東京ドームのバックネット裏で試合観戦してきました。
テレビ中継でも映るバックネット真裏のシート、興味ある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、撮影してきた写真をもとにパックネット裏からやドーム球場での写真を撮るポイントをご紹介しましょう。
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グランドに一番近い席
当たり前ですが、最前列のシートは、グラウンドに一番近い席です。それもバックネット裏ともなれば、最もプレミアのあるシートといってもいいでしょう。
バックネット裏、最前列のシート。他の場所の席と違い、化繊のシートが貼られ差別化されています。
試合開始前は、ファンが群がりバックネット裏は、このような風景になります。
2007年から新しい人工芝になりました。芝の足が長いのが見て取れます。これもグランドに近くにいるから見れる部分。
実は意外に見にくい!?
バックネット裏から見たら、さぞかし大迫力でみやすいのだろう、と思われる方は多いでしょう。確かに近いだけに迫力はあります。しかし、その前に観戦するのに妨げるものがあるのです。それは、金網。
これが、意外に視界に入ってきて観戦するのに邪魔だったりします。もちろん、ボールが一番飛び込んできやすい場所だけに、金網なしではここには座れません。しかし、目に入ってくるのです。
バックネット裏の金網。これがないと安心して観戦が出来ないのですが、意外に視界に入ってきます。
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金網を写らないようにするには
そうなるとバックネット裏から写真を撮るときには、この金網も写ってしまうわけです。ですが、出来れば、金網を入れることなく写真を撮りたいですね。
バックネットの金網をなるべく写さずにに写真を撮る方法はあるのでしょうか・・・
はい、あります。その方法とは・・・
絞りを浅くして撮ること。絞りとは、F4とかF8とか表示してある部分のこと。
この数字が小さくなるほど、ピントの合う部分が浅くなります。レンズの種類によって、一番浅い値は異なります。お持ちカメラやレンズはいくつあるのかチェックしてみてください。
金網のようなものが手前にあるときは、ピントを浅くしてグラウンドの選手にピントを合わせると、手前の金網はあまり写りません。ただ、あまり金網から離れてしまうと効果がありません。金網とレンズが近いほど、金網のシルエットをボカすことができます。
まったく写らないわけではありませんが、見ていてもあまりわからないくらいに処理をすることができます。
絞りを浅くして、手前の金網をボカすことで、なるべく目立たせないようにします。まったく見えないわけではありませんが、実際に目にしているより大きく省いて撮影することができます。
フラッシュは使わないこと
最前列は、テレビにも映り、なかなか緊張するシートでもあります。撮影するときは、フラッシュを使わず撮りましょう。
バックネット裏からフラッシュなど光るものを照らすことはご法度です。
それは試合の妨げになるからです。この点は気をつけたいものです。
バックネット裏からに限らず、ドーム球場で観客席からグランドを撮るときに、フラッシュをたいてもほとんど効果はありません。コンパクトカメラなどについているフラッシュが効くのは、設定にもよりますが、数メートル程度のもの。なので、会場の明るさをもとに撮影したほうが綺麗に撮ることができます。
余談ですが、バックネット裏に座ると、もうひとつ覚えておきたいのが、2列目あたりまでは、テレビに映っている、ということ。
球場で、センター後方からのカメラで撮ったシーンが映し出されると、はっきりバックネット裏の自分の姿が・・・うぁっ!!
意外にバックネット裏のお客さんの動きとかってテレビを見ているときにチェックしませんか?ということは、そこに座ると、チェックされる側になるということでもあるんですね。
瀬川も写真は撮りながらも、喜怒哀楽は抑えて、大人しく観戦していました。バックネット裏のシートは、なかなか落ち着かないもの、かもしれません。実際なかなか落ち着きませんでした。
さて、バックネット裏からの撮影方法、各球場でネット裏などのシートで観戦する機会があれば、ご参考にどうぞ。
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