旅に合わせて機材を選ぶ
2019/02/04
旅行に持っていくカメラ機材。写真撮影をメインにした旅行なら機材中心に準備もすればいいのですが、写真も撮れればいいという旅ならあまり足手まといになるほど機材を持っていくのもどうかと。いろいろ思案のしどころです。
旅の写真撮影は準備の段階から始まります。
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旅に合わせた機材を
旅の内容に応じた機材の用意をしましょう。自分の体力なども考え機動性に支障のないように組み合わせるのがコツです。
旅を快適にするための重要事項のひとつに軽い機動性の保持ということがあります。これは写真を撮るときも同じでいかに動きやすくまとめておくかというのはとても大事なこと。
そうかと言って、動きにばかり気を取られ必要なものを持っていくことを忘れてしまっては、満足な撮影もできないことでしょう。そうならないように、その旅の内容に応じた機材選びはとても大事です。
まずその旅のメインとなる行動様式を考えてみましょう。
バスで周遊するツアーとバックパッカーの旅では、まったく正反対の行動様式から機材も選ばなければなりません。このように自分の旅の動き方を先に想定してみてください。
バスや車で移動することが多い旅であれば、少し余裕を持った機材を持って行っても大丈夫でしょう。乗り物から降りたときにだけ必要な機材を持っていけばいいので、持ち運ぶ負担も少なくて済みます。
行動のほとんどが公共機関の乗り物などを乗り継ぎ、自分の足で歩くという旅であれば、機材は必要最小限にとどめておいたほうがいいでしょう。カメラ以外の持ち物もあるわけですから、機動性を考えるとたくさんの機材を持ち歩くことはあまりおすすめしません。
さらに、自分の体力と合わせることも大事なこと。旅の内容が同じでも行く人の体力の差によって持ち歩けるものも違ってきます。ずっと歩く旅なら、一日持ち歩いても疲れがあまりでない分量の機材にとどめておきたいものです。
軽量のもの、代用できるものを考え機材を選ぼう
では、具体的にどのように機材を選んでいけばいいのかを考えてみましょう。
全体に言えることは、出来るだけ軽量なものを選んで、数も少なくパッキングするということが大事です。
カメラボディを2種類持っているとして、性能的にどちらでも差がないとしたら出来るだけ軽く小さいものを選んだほうがいいでしょう。
レンズは、ズームレンズで必要なミリ数のサイズをまかなうようにすれば、たくさん持ち歩かなくても済みます。
出来るだけ、ひとつで多くをカバーできるものを選ぶといいでしょう。最近では、ズームレンズでも広角から望遠まで1本でカバーできるものも出ています。F値の明るさなどを考えると難ありかもしれませんが、旅というシチュエーションを考えれば、機動性に優先権をつけてもいいのかもしれません。
どこに自分の優先順位を設けるか、これがはっきりしていると機材の組み方もおのずと決まってくることでしょう。
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機材のサンプルパターン
一週間程度の旅行で、都市部を歩くことを中心にした内容と過程した場合の機材内容のサンプルを書いてみましょう。
・一眼レフカメラボディ (持ち物に余裕があるなら予備ボディ)
・28-100ミリ程度のズームレンズ (マクロ機能つき)
・100-300ミリのズームレンズ
・小型サイズの外付けフラッシュ
・コンパクトカメラ
一度に持ち歩く程度の機材が以上のようなパッキングであれば無理なく動けることでしょう。
外付けフラッシュは、ボディにフラッシュがついている機種なら省いてもいいでしょう。
レンズは撮りたい写真の内容によって変わってくるので、各自必要なものはカバーするもので揃えてもらえばいいと思います。
機材の組み合わせはいろんなパターンが考えられます。一度カメラバックに詰めて、自分で担いでみてその重さで数時間歩き回れるかを考えて内容をさらに考えてみることもお忘れなく。
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