がんばれ南相馬、がんばれ東北!
2016/07/21
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
瀬川は、昨年(2010年)福島県南相馬市で行われた相馬野馬追祭の取材で現地を訪れました。そのときの写真は、「武士の遺伝子が蘇る、相馬野馬追」の記事にまとめてあります。
取材当時は、いわき市に滞在しており、いわき市と野馬追祭が開催される原ノ町を常磐線で往復しました。祭りの前日と当日の二往復したのですが、車窓から見える風景は田には緑の苗が揺れ、穏やかな海が所々見えるという目にも贅沢なものでした。
その場所も地震で津波に襲われ、福島原発の事故により立ち入ることもままならなくなっています。信じられないことです。
当時車窓から撮影した写真があったのを思い出し、何枚かピックアップしてみました。
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南相馬のこの風景が戻るまで支援しよう
いわき駅を発車する常磐線。原ノ町まで常磐線一本でつないでいます。
いわき駅を出た常磐線は所々海沿いを線路が走り、車窓からは太平洋が望めます。
海と反対側の車窓には緑が映える風景が広がります。
この夏の時期に太陽の光のもと、燃えるような緑色が印象的でした。
こんなに穏やかだった海から津波が襲ってきたとは、想像すらできません。そしてここは原発が近くにある場所です。
野馬追祭の時期は原ノ町近くの駅にものぼりが立っていました。祭りの雰囲気がこの辺りからしてきます。
原ノ町駅に到着。昔ながらの駅弁売り。
原ノ町駅前では、相馬野馬追の歓迎の看板。
町の通りにはのぼりも飾られ、祭りを迎える準備は万端。
今思い出してもきれいな風景だったこの辺りがいまは被災地になっているかと思うと残念というか無念です。この地に住まわれている方の気持ちは推し量られるものではありません。
今年の相馬野馬追の開催はきっと難しいことでしょう。しかし、この地が復興し、野馬追祭がまた開かれることを祈り、今後は出来る限りの支援をしていきたいと思います。
がんばれ南相馬、がんばれ東北。
Mar-17 2011 Up
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